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【派遣体験談エピソード】不人気工場での地獄は想像をはるかに超えたものだった

派遣体験談エピソードとして今回紹介するのは、とある工場での派遣体験談です。自分はこの工場に計6回仕事をしに行きました。正直いって今まで経験した現場の中で1番最悪な環境だったと言えます。

初日の頃

この工場の現場は、自分が派遣社員として初めて行く現場でした。なので、凄いドキドキしていたのを今でも覚えています。工場につくと、まずが工場の社員に挨拶をし更衣室へ案内されました。

 

案内された更衣室は普通でしたが、派遣とかかれたロッカーを使ってくださいと言われた時に「あぁ、自分の名前ではなく派遣という名前なんだな」と自分の立場を痛感しました。しかし、それもわかった上で派遣社員という立場を選んだのであまり気にはなりませんでした。

仕事内容は至って簡単

派遣会社の説明によると、この工場で行う仕事は至って簡単で誰でもすぐに覚えられるとのこと。しかし、初めて工場で働くということもあり「仕事ちゃんと覚えられるかな?」「迷惑をかけないで仕事できるかな?」と不安でいっぱいでした。

 

自分の仕事場につくと、待っていたのはベルトコンベアが付いている大きな機械でした。既に作業をしていた派遣社員から仕事の手取りを教えてもらいましたが、仕事内容は想像以上に簡単で「ベルトコンベアから流れてくる商品を検品し、ビニール袋に包んでいっぱいになったら、段ボールに移す」といったもの。

 

非常に簡単で、中学生でも出来る仕事の内容にとても驚きました。「めっちゃ簡単やん!これでお金もらえるとかラッキー」とまだ、この仕事を経験したことない自分は非常に有頂天になっていました。

単純作業の地獄を知る

仕事内容もほんとに単純なので、10分もあればもう慣れ始め仕事をしながら別のことを考える余裕も生まれていました。「前の会社だと今頃朝礼だなー」とか「今日家帰ったら何やろう」とか天国のような環境に嬉しかったのを覚えています。

 

しかし、異変が起き始めるのが1時間近くがたった頃「時間が経つのが異様に遅い」と感じ始めたのです。体感的には既に2時間が経っているのに、実際に経った時間は1時間と時間の進みがやけに遅いのです。

 

実際に働く時間は8時間なので、体感だと単純計算で16時間ということになります。恐ろしいですよね。しかも、行う仕事も永遠と流れ続ける商品を詰めていくだけ。「工場の仕事は地獄だよ」この意味を初めて知ることになりました。

 

強制残業

次の日もこの工場に仕事を入れていたため、翌日も向かいました。ただ前日と違ったのは残業をしなければいけないということ。「えっ、残業するんですか?」と聞きましたが、どうやらそういう決まりがルールとのこと。

 

普通、派遣社員はこの工場にくると3時間残業をしないといけない決まりがあり12時間の労働をしないといけないのが朝の時点で決定。前日が8:00~17:00で働いていたので、残業の3時間が加わると8:00~20:00という時間の労働をしないといけないわけです。

体に異変が

割り振られた仕事は前日と同じ内容で「ベルトコンベアから流れてくる商品を袋に入れ、段ボールにうつす」作業でした。8時間この仕事をするだけでも地獄だったのに、11時間もやるとなると、もうほんとに精神がおかしくなります。

 

さらに問題だったのが精神的な問題より肉体的な問題、ずっと前日に8時間立ちっぱなし(休憩は1時間あったが)だったため足が異様に痛い。さらにこの日は11時間作業をしていたため、帰るときには足を引きずるように帰っていきました。

次は別の場所で別の仕事が

お金が必要だったのと派遣会社に「4日連続で行かせてください」といった手前行かないわけにも行かず、痛む足でまた同じ工場へ。

 

また残業が前提なわけですが、今までと違うのは「別の仕事をしてほしい」とのことで、パートのおばちゃんと一緒に今日1日は作業をしてほしいと言われました。

別の地獄が待ち受けていた

今までの機械を相手にしていた仕事とは違い、この日は「段ボールに入っている商品を出して検品しまた段ボールに詰め直す」といった作業を行いました。作業自体は少し複雑なこともあり、頭も多少動かせるし、段ボールも別の場所に置いてあるため歩くことができるなど精神的にも肉体的にも多少はゆとりがもてる仕事でした。

 

しかし、「パートのおばちゃんがやけに口出しをしてくる」というまた別の問題が発生します。呼ばれるときは派遣でもなく「ちょっと」「ねぇ」で、仕事内容にも「もっとはやく」「頭を使いなさい」など、とにかく話しかけられることが多い。

 

少しならまだいいいのですが、3時間近くたってくるとまたこれは地獄。今までとはない別の疲労に悩まされたのが3日目でした。

工場に行かなくなったきっかけの出来事

なんだかんだんで4日連続で行き、そしてもう2日この工場には仕事に行きました。ただ6日目に「もう2度とこない」と決めた出来事が起こります。

 

この日任された仕事は、初めて触る機械での仕事で「機械が小さいプラスチック製品を作るので、それの検品をし箱に詰めてほしい」とのこと。

 

仕事自体は非常に単純だったのですが、問題だったのは「機械がつくったプラスチック製品が異常に熱い」ことでした。「熱いので無理です」といっても「何とかしろ」だし、「手袋は使っちゃいけませんか」といっても「手袋だと汚れがつく」とのことで手で直接触るしかありません。

 

更に問題だったのが機械は一定のスピードで製品をつくるので、「検品から箱に詰める」作業を時間内にきちんとやらなければいけません。この時間が約30秒ぐらいで、検品する場所は多く、さらに製品が熱いこともあってどうやっても時間内には終わりません。

 

慣れてる人間ならこなせますが、初めて触る人間にはどうやっても無理です。それでも「ちゃんとやれ!」「この製品もお金かかっているんだけど?わかってる?」とプレッシャーもかけ、すぐにできるようにするためにスパルタの指導を受ける羽目になりました。

 

結果的には手の皮も若干剥け、軽い水ぶくれのようなものが出来るまでになっていました。この出来事があり、ここでの仕事はもうしないことに決めました。

 

不人気職場として有名な場所だった

実はこの工場、同じ派遣社員も避ける地雷の現場として有名な場所でした。別の現場で知り合った派遣社員にこの工場の名前を出すと「あそこは2度といかない」「労災で訴える」などとほぼ全員から嫌われている職場だったことがわかりました。

 

嫌われている原因としては「残業が強制なこと」もありましたが、それ以上に多かったのが自分が受けたような「スパルタ指導」をする、派遣社員をもの同然に扱うといったことが理由のようです。

 

ただの道具として扱うなんて嫌に決まってますよね、一緒に仕事をしたくないというのも当然のことだと思います。

 

最後に

ちなみに休憩時間中にこの工場の社員が話していましたが「なぜこの工場に人が集まらないのかわからない」「条件なんか他とは比にならないくらいに言いのに」と愚痴をもらしていました。

 

たしかに、この工場では他より時給が高いというメリットがあります。といってもたった50円高いだけですけどね。

 

最近、この工場は時給をあげ他の現場より100円高くお金の面では非常に条件がいい現場になっています。しかし、それでも人が集まらないらしく困っているみたいです。

 

派遣をする上では、こういった現場の人間がどういう人なのか?というのが非常に大事です。自分も沢山の現場を経験しましたが、ここよりひどい現場に行ったことは1度もありません。